2008-05-16
デジカメで悩んでいます。実は今年の3月、新社屋の関係で写真を撮る機会があったのです。急な仕事だったため会社のデジカメ(IXY)を持って行きました。そのデジカメは手ぶれ補正が付いているデジカメではっきり言ってこんなに効果があるとは思いませんでした。技術の進歩には驚くばかりです。そこでデジカメに注目なのです。でも考え始めると壁にぶち当たるのです。
デジ眼がコンパクトか?については結論が出ています。画質について、コンパクトはデジ眼にかないません。でも問題は撮影スタイルなのです。ここ10年はデジカメを使っていて、液晶を見ながら撮影するスタイルが体に染みついてしまっているのです。どうしてもLiveView機能がデジ眼に欲しいのです。現在のデジ眼は最新のものであれば、LiveViewを持っています。でも液晶がバリアングルタイプではないのです。これではLiveViewの意味がありません。この要求を満たしているのがOlympusE−3なのですが、このカメラのCCD(フォー・サーズ)が僕にはちょっと…なのです。他を探すとSonyのα350にフリーアングルタイプがあるのですが、完全なバリアングルではありません。とりあえずここで妥協するとしても次のジレンマが発生してしまうのです。それはNikonD300の存在なのです。
D300の性能は凄いものがあります。D300とα350を比較すると…、片やニコンのフラッグシップ機(DXフォーマット最上位機種)、片やソニーのエントリー機(すなわち入門機)、比較対象とするカメラではないのです…が、やっぱり比較してしまうのです。長所を挙げると、
D300 写りの性能では完璧に近い。
α350 撮影スタイルでは僕の理想に近い
で、短所を上げると、
D300 LiveViewでの撮影スタイルが僕に合わない
α350 写りとしては普通
早い話、僕が欲しいカメラはLiveView(バリアングル)で撮影できる性能の良いデジ眼って事になって、現状での選択に置いては何かを妥協しないといけない。結局、選択は堂々巡りとなってしまうのです。
結局、LiveViewにすごくこだわっているんですね〜。会社の上司にカメラ好きの方がいます、上司の話を伺うには「せっかくファインダーが使えるんだからファインダーを使わないと損」との事なのです。が、デジカメを使い始めて約10年。ファインダーを覗いて撮るのが遠ざかると、ファインダーを覗くのに凄く抵抗(というか便利が悪さ)と感じるのです。
イタリアでの撮影経験も結構ネックになっています。イタリアでは美術館や協会で写真を撮ったのですが、薄暗い中で写真を撮るのに手持ちでは絶対に無理な状況だったので、手すりや椅子等にカメラを固定して撮っていました。その時に写真のアングルを決めるのに役立ったのが、バリアングル仕様の液晶モニターだったのです。この撮影方法については良いのか悪いのか賛否があると思いますが、とりあえずは手ぶれでの失敗は極力抑える事が出来ました。ファインダーを使った撮影ではこういう風にはいかないでしょう。
で、考えるのがめんどくさくなってコンパクトでもいいか〜なんて思ってしまいます。もっと別の用途を見つけて機種選択しなければ…。
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